商品説明 ご覧いただきありがとうございます。この商品は、1939年発行のマーキュリーダイム銀貨(10セント)です。状態は画像のとおりですが、年代と材質を考えると、やや良いクラスといったところでしょうか。マーキュリーダイムは、正式にはウィングド・リバティ・ヘッド ダイムといい1916年から1945年まで発行されました。表面はフリジア帽を被った女神を、裏面には、ファスケスが描かれています。ファスケスとは、斧の周囲に数十本の棒を配し、皮の紐で束ねたものです。これは、権力を意味する斧、棒はその周囲に団結する民衆を象徴しています。デザインは 彫刻家アドルフ・A・ウェインマン氏によるもので、歴代アメリカ合衆国コインのなかで最も美しいと評されるコインの一つです。アメリカにはデザインがとても美しいといわれるコインが幾つかありますが、日本には加納 夏雄氏の「円龍」以外、特筆すべきものが見あたらないですね。4枚目の画像の1円玉を見るとちょっと情けないです。コレクターから高く評価されるのは、年号などの他に特にファスケスを束ねている紐の状態です。2本の紐の分かれ目の線がはっきり見えるものは「フル・スプリット・バンズ(完全に分かれた紐)」として高値で取引きされています。ダイムは極小のコインですが、コレクターのこだわりもさすが細いですね。本商品の場合3枚目に画像をアップしましたが、2本の紐の分かれ目が「あったかもしれない」といった状態でしょうか。■ スペック (カタログ値)  量 目 : 2.5g  直 経 : 17.8mm  銀 位 : 900/1000 ミント : サンフランシスコよろしくお願いします。